BLOG

株式会社キティー・ブログ

食品事業部の営業担当者、バイオ事業部の研究員が更新するブログです。
おいしいものや、乳酸菌の情報を発信していきます!

25

2020-10

哺乳瓶の安全性!?

出来事

こんにちは。

KT-11研究員です。

さて、以前に少し紹介した世界的権威のある論文「Nature Food」。

その中で、小さなお子さんをもつ親御さんにとっては興味深い論文が掲載されます。

ポリプロピレンを含有する乳児用哺乳瓶を使って一般的な調製粉乳を調乳する際に、哺乳瓶からマイクロプラスチックが放出される可能性があることを示唆する内容です。

人間の健康に対するマイクロプラスチックの影響については、解明が遅れており、今回の知見から、さらなる研究が必要なことが浮き彫りになりました。

論文のタイトルは、

Microplastic release from the degradation of polypropylene feeding bottles during infant formula preparation

https://www.nature.com/articles/s43016-020-00171-y

以下概要↓

ポリプロピレンは、食品の調理に最も広く使用されているプラスチックであり、ポリプロピレンの年間生産量は、非繊維プラスチックの年間生産量の20%を占めている。しかし、ポリプロピレン製容器からのマイクロプラスチック放出は、ほとんど解明されていない。

今回、Jing Jing Wangたちの研究チームは、世界のオンライン市場で販売されている哺乳瓶の大半を占める10種類の乳児用哺乳瓶を対象として、世界保健機関(WHO)が推奨する殺菌条件と調乳条件の下でマイクロプラスチックの放出を調査した。これらの乳児用哺乳瓶は、本体か付属品がポリプロピレンでできていた。調査の結果、マイクロプラスチックの放出量は、哺乳瓶によって130万~1620万粒子の幅があることが明らかになった。哺乳瓶からのマイクロプラスチックの放出は21日の研究期間中継続し、放出量は水温などさまざまな要因によって変動した。

次にWangたちは、これらのデータを用いて、全世界の乳児のマイクロプラスチックへの曝露可能性をモデル化した。Wangたちは、生後1年にわたってポリプロピレン製哺乳瓶を使ってミルクを飲んだ乳児が、1日平均160万粒子のマイクロプラスチックに曝露すると推定した。また、マイクロプラスチックへの曝露モデルには地域差があり、アフリカとアジアの乳児は曝露の可能性が最も低く、オセアニア、北米、ヨーロッパの乳児は曝露の可能性が最も高いことが分かった。

Wangたちは、乳児が、これまで考えられていたより多量のマイクロプラスチックに曝露されている可能性があると結論付けている。食品と接触するプラスチックが日常的に使用される際にマイクロプラスチックをどのように放出するのかを解明するためには、さらなる研究が必要である。

以上、引用おわり。

安全性に疑問が残るというマイクロプラスチック。

今後の研究の進展が気になるところです。

ーーーーーーーーーーーーーーーー

鶏肉・豚肉・牛肉やお魚・貝類など

お肉をやわらかくする製品はこちらから。

 

健康食品・サプリメントや加工食品に配合可能な

乳酸菌・ビフィズス菌はこちらから。

19

2020-10

膣と腸の密接な関係

出来事

こんにちは。

KT-11研究員です。

こんなタイトル付けたら、バズり目的と思われてしまう。

だがしかし、まじめな話。

さて、非常に耳寄りな情報。

クリスパタス菌の関係者なら知らない方はいないはず。

なんと、日本大学医学部の早川先生がヤクルト財団の主催である腸内フローラシンポジウムで、腸管と女性生殖器における細菌叢について講演されます。

早川先生は、女性生殖器の粘膜免疫と性感染症、母子感染についての研究の第一人者の先生です。

また、先生は多くの論文のなかで膣内のクリスパタス菌などが優勢になることで恒常的に感染症を予防していることを示唆しています。

体の構造上、女性では腸管の下部から腟に少量の菌は常に移行することは周知の事実。しかし、腸内細菌叢は多様性に富むほど健常であるが、腟内は少数の菌種 が独占する方が健常となります。この少数の菌種の1つがクリスパタス菌と言われているわけです。

近年では、子宮頚部から子宮上部にかけて、クリスパタス菌が棲息していることもわかり、クリスパタス菌が胎児へ与える影響についても相次いで研究報告がなされています。

日時:令和2年11月6日(金)11:00~16:15

場所:タワーホール船堀

テーマ:「腸内フローラと炎症~共生微生物との関わり合い~」

主催:公益財団法人ヤクルト・バイオサイエンス研究財団

後援:文部科学省

「腸管と女性生殖器のマイクロビオータ:隣どうしの誼」

早川 智(日本大学医学部 病態病理学系 微生物学分野)

ーーーーーーーーーーーーーーーー

鶏肉・豚肉・牛肉やお魚・貝類など

お肉をやわらかくする製品はこちらから。

 

健康食品・サプリメントや加工食品に配合可能な

乳酸菌・ビフィズス菌はこちらから。

08

2020-10

環奈ちゃんと一緒

出来事

こんにちは。

KT-11研究員です。

さて、大切なお知らせが。

なんと、クリスパタス菌KT-11が、橋本環奈ちゃんと共演を果たしました!

Webフリーマガジンの「わんにゃんWalker」に掲載されたものです。

表紙と特集には愛犬家として知られる橋本環奈ちゃんが。そして、注目するべきところは13ページ!

お客さんの商品で採用されているクリスパタス菌KT-11(デンタブロック乳酸菌)が、ちゃっかり掲載されているではありませんか。

https://sp.walkerplus.com/wannyan/dbook/202006.pdf

みなさん、要チェックですよ~

ーーーーーーーーーーーーーーーー

鶏肉・豚肉・牛肉やお魚・貝類など

お肉をやわらかくする製品はこちらから。

 

健康食品・サプリメントや加工食品に配合可能な

乳酸菌・ビフィズス菌はこちらから。