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株式会社キティー・ブログ

キティー社員が更新するブログです。おいしいものや乳酸菌の情報を発信していきます!

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2024-05

サーチュイン遺伝子活性化素材のご紹介

こんにちは。プラミス研究員です。

キティーは乳酸菌KT-11が腸管細胞を介して皮膚細胞においてサーチュイン遺伝子(長寿遺伝子)発現を増加する事を確認し、3月に開催した日本農芸化学会2024で発表しました。サーチュインとは「長寿遺伝子」「抗老化遺伝子」と呼ばれ、20世紀末に発見されており、アンチエイジングや寿命延伸に重要な遺伝子です。

OEM展2024.JPG

最近、森永製菓さんの独自素材であるパセノールでヒトにおいてサーチュイン遺伝子(長寿遺伝子)の発現の増加を世界で初めて確認したとの報告を日本経済新聞で見かけました。パセノールの有効成分がピセアタンノールというポリフェノールの1種とのことです。日本経済新聞の記事では、今回の発表のことを下記のように記載しております。

URL:https://www.nikkei.com/article/DGXZRSP671105_Z00C24A5000000/

~引用開始~
本研究では20〜60代の成人男女(BMI20〜45、基礎疾患の疑いのない方)を対象に、1日当りピセアタンノール100mgを含む飲料を2週間摂取させ、血中のサーチュイン遺伝子発現量の変化を対照飲料(プラセボ)摂取の場合と比較しました。その結果、解析対象者全員(281名)での解析ではプラセボ摂取群と比較して、ピセアタンノール摂取群にて摂取1週間後でサーチュイン遺伝子発現が有意に増加することが分かりました。
~引用終了~

サーチュイン遺伝子の発現は体内の様々な場所で生じているため、血中でのサーチュイン遺伝子発現が上記の試験で測定できたのですね。

また、パセノールだけでなく、サーチュインを活性化する素材にはNMNという成分もあります。NMNは体内にある物質で日本で注目を集めています。アメリカではNMNの上流のNRが注目されているみたいです。

皆さん、私たちは人生100年時代に突入しました。1つ1つの予防に努めるだけでなく、そのおおもとにアプローチするサーチュイン遺伝子の活性化素材で、ヒト本来のポテンシャルを引き出し自分らしく生きる道を選択できます。

KT-11に関するお問い合わせは弊社のHPでお待ちしております。