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株式会社キティー・ブログ

食品事業部の営業担当者、バイオ事業部の研究員が更新するブログです。
おいしいものや、乳酸菌の情報を発信していきます!

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2021-04

ペットにもコロナ禍が影響!?

乳酸菌KT-11の効果

こんにちは。

KT-11研究員です。

さて、日本経済新聞から興味深い記事の紹介です。

新型コロナウイルス禍以前より愛犬が甘えるなど、普段の行動に変化があったと答えた飼い主は5割超!

犬の情報サイト「INUNAVI」が飼い主を対象に調査した結果だそうです。

調査は3月、インターネットで実施され、0~18歳の犬の飼い主計694人が回答した結果です。

テレワークや飲食店の時短営業などで在宅時間が「増えた」と答えた飼い主は70%の484人。コロナ禍前より犬の普段の行動が「変わった」と答えたのは56%の391人に上ったそうです。

とりわけ、「甘えん坊になった」が254人でトップの回答。

「ずっとついて歩くようになった」が98人、「よくほえるようになった」が65人と続いたとのこと。

担当者は、「在宅勤務など飼い主の生活変化が何らかのストレスを与えている。ペットの心身の健康に注意を払ってほしい」と呼び掛けた。

コロナ禍は、我々人間だけでなく、ペットにも影響を与えているのかもしれませんね。

当社のKT-11はペットフードにも配合されています。

ストレスや免疫バランスの乱れが引き起こすアレルギー性皮膚疾患の緩和作用も確認されています。

皮膚科学会ポスター.jpg

05

2021-04

KT-11の論文が掲載されました

乳酸菌KT-11の効果

こんにちは。

KT-11研究員です。

4月となり、新学期、新年度がはじまったところが多いでしょう。

昨年も同じように、オンライン、リモートでの入社式や入学式が開催されていました。

1年経つと、リモートやオンライン開催も慣れてきた自分がいます。すっかり、春泥棒です。

さて、当社が発見したクリスパタス菌KT-11について論文が掲載されましたので、このブログを通して宣伝いたします。

論文のタイトルは、

Protein denature extracts of Lactobacillus crispatus KT‐11 strain promote interleukin 12p40 production via Toll‐like receptor 2 in J774.1 cell culture

クリスパタス菌KT-11株は、摂取することで、花粉症の症状を緩和したり、歯周病などの口腔内感染症を予防できることが明らかになっています。

これまでに、KT-11は免疫細胞上のトール様受容体2やNOD1/2受容体に結合することで、このような効果を導くことが考察されてきました。

今回の論文では、クリスパタス菌KT-11の菌体表面を覆っているタンパク質が、上記の効果において重要な成分であることを示す世界で初めての発見となりました。

Protein denature extracts of Lactobacillus crispatus KT‐11 strain promote interleukin 12p40 production via Toll‐like receptor 2 in J774.1 cell culture - Tobita - 2021 - Journal of Food Biochemistry - Wiley Online Library

Graphical Abstract.jpg

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2021-01

クリスパタス菌の花粉症緩和効果(日本語Ver.)

乳酸菌KT-11の使用方法・データ 乳酸菌KT-11の効果

こんにちは。

KT-11研究員です。

社長のコメントでもありましたが、緊急事態宣言が今週末より発出される見通しとなり、弊社もテレワークとなります。

非常に残念な結果となりましたが、乗り越えなければならない実情です。

明けない夜はない。そう願うしかない。

さて、もう少しで今年もスギ花粉飛散の時期がやって参ります。

当然、花粉症に悩まれている方はつらい季節となります。

当社のクリスパタス菌は、摂取することで花粉症の症状を緩和することが臨床試験の結果によって明らかになっています。

それらの結果は、査読のある学術論文に掲載されているのですが、実は「英文」での記載。

以前から、日本語で解説されたものがないか、というお問い合わせが多々ありました。

そこで、今回は日本語、かつ図解で内容を分かりやすく解説したいと思います。

まずは、背景です。近年、花粉症患者が増加していることは周知の事実です。全国民の1/4が罹患しているともいわれています。

また、当社が発見したクリスパタス菌(KT-11株)は、動物実験などで花粉症の原因であるTh1/Th2バランスの破綻を正常に戻すことが分かっています。

今回の研究では、市販クリスパタス菌(加熱処理)の花粉症緩和効果を確認することが目的です。

スライド2.JPG

ところで、今回の臨床試験を実施した場所は東京都内です。1月下旬から、12週間にわたってクリスパタス菌を摂取してもらいました。

なお、花粉は2月上旬から飛散し始めて、3月9日が最も多かったことが以下のスライドで分かります。

スライド4.JPG

それでは、試験方法の説明です。

今回の臨床試験では、毎年花粉症を発症しているボランティアを3群に分けました。

各群を、プラセボ錠剤(クリスパタス菌を含まない錠剤)、200億個を含む錠剤、1000億個を含む錠剤をそれぞれ12週間にわたって食べてもらい、症状を比較しました。

症状は、鼻アレルギーガイドラインに従って、ボランティア自身に毎日症状のスコアを記録してもらいました。

なお、試験はダブルブラインド試験(ボランティアと試験実施者にはどの錠剤を食べているのかわからない状態)で行いました。

スライド3.JPG

今回、試験に参加してもらったボランティアの年齢と性別をまとめました。

平均年齢に有意な差はありませんでした。

さらに、医師の所見では試験を通じてクリスパタス菌の摂取による有害事象は見当たりませんでした。

したがって、クリスパタス菌の継続摂取による毒性はないことが分かります。

スライド5.JPG

症状に及ぼす影響をまとめたスライドです。

摂取開始から10週目~12週目の花粉症の症状スコアについて、プラセボ錠摂取グループを100とした場合の相対値を示したものです。クリスパタス菌の摂取によって、花粉症の症状は緩和され、特に鼻閉(鼻づまり)が改善されることが分かります。

スライド7.JPG

一方、そのメカニズムについてですが、好酸球数がクリスパタス菌を摂取していないと急激に増加することが分かりました。

好酸球は、鼻閉などの原因となることが分かっているため、クリスパタス菌の摂取によって好酸球の増加を抑えて、鼻閉症状を緩和したことが考えられます。

スライド8.JPG

最後に、今回の試験ではボランティアには花粉症薬や目薬・点鼻薬の使用を許可しています。

その内服日数と使用日数を集計したところ、各群間には有意な差がありませんでした。

したがって、今回の研究結果は、医薬品などの影響によるものではないことが分かります。スライド9.JPG