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株式会社キティー・ブログ

食品事業部の営業担当者、バイオ事業部の研究員が更新するブログです。
おいしいものや、乳酸菌の情報を発信していきます!

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2021-02

大気汚染は新型コロナウイルによる感染を助長するのか

出来事

こんにちは。

KT-11研究員です。

さて、京都大学の研究グループは、微小粒子状物質PM2.5が新型コロナウイルスの感染を促す可能性があることを発表しました。

国際】2018年のPM2.5大気汚染、バングラが世界最悪。インド都市部も ...

大気中にあるPM2.5の濃度と新型コロナウイルス感染症の重症化リスクの関連が指摘される中、そのメカニズムの解明への応用が期待できるというものです。

世界で新型コロナの感染が広がるなか、PM2.5などによる大気汚染とCOVID-19感染症の発症数・重症化の関連を指摘する報告が出ています。しかし詳細なメカニズムは分かっていませんでした。  

京都大学地球環境学堂の高野裕久教授らのグループはメカニズムの一端を調べるため、マウス3匹に対し、500マイクログラムのPM2.5を肺に投与しました。

その結果、肺の一部の細胞に、新型コロナウイルスが生体に感染する時の足がかりとなるタンパク質「ACE2」と「TMPRSS2」が通常より10倍程度多く生じていることが分かったそうです。  

ただ今回はマウスに新型コロナを感染させる実験はしておらず、ヒトでも同じ反応が起きるかは不明であり、さらに今回の実験でマウスに投与したレベルのPM2.5の量をヒトが吸うことはないとのことです。

ACE2の標的化 - COVID-19の細胞への侵入を防ぐ | CAS

ちなみに、昨年の段階でイタリアの研究チームはInt J Environ Res Public Health. という論文誌において以下のことを発表しています。