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2020-11
良い乳酸菌の日でした
こんにちは。
KT-11研究員です。
みなさん、3連休はどのように過ごされたのでしょうか。
どこもかしこも人出が多く、感染症対策においても店側は大変だったのではないでしょうか。
さて、連休最終日は盛大にお祝いしました。
え?
勤労感謝の日に?
いやいや、11月23日はとてつもなく大切な記念日です。
そう
「いい(良い)にゅうさんきん」 の日だったんです!
もともと、「2」と「3」の語呂合わせで「乳酸(にゅうさん)」とし、体に良い乳酸菌を活用した商品をアピールする日として、毎月23日と2月3日をカゴメ株式会社が「乳酸菌の日」に制定しています。
さらに、今年になって乳業会社の最大手である明治さんが「11月23日は「いい乳酸菌」の日!」と銘打って企画を乗っけた形となっています。
しかし、11月23日は、当社が発見した「KT-11乳酸菌」のためにあるような記念日ではありませんか!
是非、記念日として制定できるように知名度も向上させていきたいですね!!
ちなみに、記念日の制定には、社団法人日本記念日協会が認定しており、名称、日付、由来、目的、活動などが明瞭のものであれば登録できるらしいです。
登録には15万円ほどかかるらしいです。。
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2020-11
クリスパタス菌:女性を守る乳酸菌のひみつ
皆さんこんにちは!キティーの営業担当です。
11月も下旬に入り冷え込む中、いかがお過ごしでしょうか?
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風邪やインフルエンザ、加えて今年は新型コロナウイルスが脅威になる中、
免疫賦活の意識も高まり、様々な乳酸菌が注目されています。
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その中でも今回は弊社が研究開発を行う乳酸菌種
"クリスパタス菌"について、紹介したいと思います!
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● クリスパタス菌ってどんな乳酸菌?
→ 女性の産道に多く存在し、雑菌から守ってくれる乳酸菌です。
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乳酸菌と聞くとヨーグルトや発酵食品に入っている?と思いがちですが、
実は、自然界のいたるところに乳酸菌が存在しています!
中でもクリスパタス菌は食品に含まれることは少なく、
女性の産道に多く存在することが知られています。
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クリスパタス菌は産道内でたくさんの乳酸を分泌し、産道を酸性に保とうとします。
一方で外から入ってくるほかの雑菌は、酸の強い環境では生きていけません。
このことからクリスパタス菌は女性の身体を守る役割がある、と考えられています。*
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● クリスパタス菌はお腹の中にもいる乳酸菌?
→ 赤ちゃんの腸内にはいますが、加齢とともに減っていきます。
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クリスパタス菌は、赤ちゃんが通常分娩で生まれてくるときに、
初めて触れる乳酸菌であり、腸内に移ると考えられています。
従ってクリスパタス菌が赤ちゃんの腸内フローラの多くを占めますが、
年を重ねるとともに減ってしまいます。**
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● クリスパタス菌は健康にもいい成分なの?
→ 弊社のクリスパタス菌KT-11株は、さまざまな効果を確認しています。
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弊社では健康を支える食品原料として、クリスパタス菌の一種である、
クリスパタス菌KT-11株を開発し、10年以上研究実績を積み重ねてきました。
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クリスパタス菌KT-11株の研究実績については、
弊社の研究実績ページをご覧ください!(開発者向け)
https://www.kitii.co.jp/bio/research/
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また、弊社以外の機関が研究した
クリスパタス菌についてのデータもご紹介しています!
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研究レポートVol4 クリスパタス菌研究最新レポート.pdf
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これからますます注目度が高まっていく乳酸菌、
クリスパタス菌をすこしでも知っていただければ幸いです。
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弊社もクリスパタス菌KT-11株をはじめとする、
身体に良い成分の研究開発に邁進してまいります!
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* Petrova et al. Frontiers in Physiology, 2015, Vol.6, Article81
** Matsumiya et al.J Infect Chemother. 2002;8:43-49
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2020-11
腸内細菌と睡眠
こんにちは。
KT-11研究員です。
筑波大学の研究で、腸内細菌がいなくなると睡眠パターンが乱れるという話題。
腸内細菌叢を含む腸内環境は、脳機能に影響を及ぼすことが明らかになっています。
以下、引用開始~
本研究では、慢性的な抗生物質投与によって腸内細菌叢を除去したマウスを用いて、腸内細菌叢と、脳機能の一つである睡眠の関係について調べました。
腸内代謝状態を知るため、盲腸内容物のメタボローム解析を行ったところ、腸内細菌叢除去マウスでは、正常なマウスと比較して神経伝達物質合成に関係するアミノ酸の代謝経路に有意な変動が認められました。特に、ビタミンB6が有意に減少し、神経機能を調節するセロトニンが枯渇していました。一方で、神経細胞の活動を抑えるグリシンとγアミノ酪酸(GABA)には有意な増加が認められました。
脳波と筋電図を指標として睡眠を解析すると、腸内細菌叢除去マウスでは、明期(睡眠期)の睡眠が減り、暗期(活動期)の睡眠が増えており、睡眠・覚醒の昼夜のメリハリが弱まっていました。また、大脳皮質の活動が活発なレム睡眠に特徴的な脳波成分であるシータ波が減少していることが分かりました。以上のことから、腸内細菌叢の除去が睡眠の質を低下させる可能性が示唆されました。
今後、腸内細菌叢から睡眠制御の仕組みへの情報伝達経路の解明や睡眠不足状態の解析を通じて、腸内環境と睡眠との相互作用を明らかにし、食を通じた腸内環境コントロールによる睡眠改善法の開発を目指します。本研究の推進により、腸内環境と脳機能との相互作用(脳腸相関)についての理解をさらに深めることで、食習慣に基づいた健康増進の新たな方法論の確立が期待されます。
~以上、引用終了
腸内細菌によって、セロトニンやドーパミンなどのカテコールアミン類が生産されたり、腸内細胞からの産生を誘導されるといった論文は目にします。腸内細菌によって、我々の健康状態、メンタルヘルスなどが支配されていることが徐々に明らかになっています。
まだまだ腸内細菌の分野は熱いですね!
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