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2023-03
展示会FABEXに向けて絶賛準備中
大変お世話になっております。
弊社では現在、来月に開催される食品産業向けの展示会・FABEX2023に向けて準備を進めております。
【展示会出展】FABEX 2023出展 4月12日(水)〜14日(金)
FABEXは弊社にとって大切な販路拡大の場であり、多くのお客様に製品やサービスをご紹介する機会となります。
今回のFABEXでは、レトルト向け食感改良剤「やわらか職人KM」と、浸け込み液や日持ち向上剤と相性の良い発酵物調味料「にくサポクック」の2製品を紹介致します。
==出展製品==
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社員一同、会場のレイアウトや展示物、細部にわたる準備を行っております。
また、今回の展示会では「やわらか職人KM」を使用したレトルトエビの試食品もご用意しております。
エビや牛肉など、レトルトでパサつきやすく、もそもそとしがちな食材も、
やわらか職人KMを使用することで食感を劇的に改善することが可能です。
皆様には、ぜひこの食感を体験しに、ブースまでご来場いただけますようお誘い申し上げます。
展示会当日は、皆様に有意義なひとときを過ごしていただけるよう、心を込めてお待ちしております。
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鶏肉・豚肉・牛肉やお魚・貝類など
健康食品・サプリメントや加工食品に配合可能な
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2023-03
とろったまチーズてりやきバーガー @モスバーガー
3月28日(火):雨 @東京
はっきりとしない天気が続いていますが、日本銀行前の桜は満開となり、海外からの多くの観光客が見物にきています。
葉桜のチラホラ見えはじめ、今年の桜は入学式までは持ちそうもありませんね。
食の安心、安全と言われるなかで、悪者にされる食品添加物。生協さんやコンビニさんを中心に一部の食品添加物を使用しない方向で動きはじめたのが20年ぐらい前から。
「保存料・合成着色料不使用!」
週刊誌や単行本などで、加工食品につかわれている食品添加物を悪者にして、消費者の興味をひく記事が結構出ていたのも覚えています。
日本は、高品質低価格という単語が定着し、デフレ社会をけん引していましたが、ここ数年でそのインフレ傾向が進み、低価格という事が薄れてきていますが・・・・
食品添加物は、高品質低価格を支えている要素の一つでもあり、加工食品の技術の一つとして進化もしてきました。
今も日々進化を続けており、各社研究開発に力をそそぎ、また新しい素材開発も毎年いくつか出てきます。
食品添加物はそんな中で生まれた商品なので、すべてが健康被害に直結する事もなく、各メーカーさんも正しい使い方、必要な場面しか使用している状況だと思います。
何事も正しい知識と正確な情報を得る事が大切だと感じる事が多くあります。
(これは、食品添加物に限った事ではないです。)
なかなか世の中の流れを変える事は難しいかも知れませんが、当社もこういった製品を開発している会社として、正確な情報をつねに発信していく努力は続けていかなければ・・・と昨日、ちょっと感じた事がありました。
本日は、今、モスバーガーで発売されている『とろったまチーズてりやきバーガー』のご紹介。
卵が高騰、品薄の中でがんばっています。
卵は半熟状態でかぶりつくと、黄身がとろっと出てきます。
照り焼きの濃厚な甘みあるソースとコラボして美味しいハンバーガです。
モスバーガーさんは、クオリティーが高い商品が多く、昔から大好きです。ただ、マックも好きですが・・・
小さなころから食べ慣れている食事は、大人になっても変わらず大好きな料理です。
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鶏肉・豚肉・牛肉やお魚・貝類など
健康食品・サプリメントや加工食品に配合可能な
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2023-03
【市場調査】冷凍餃子に違いはあるのか? ~コンビニ冷凍餃子を比較~
こんにちわ。Kitiiで研究開発をやっています吉澤です。
土日の晩では割と自炊をするのですが、それでも面倒な時はチルド食品や冷凍食品に頼りがちです。
最近は特に冷凍食品もだいぶ美味しく、ヘタに自炊するよりも安く、時短にもなってしまうなと感じてしまいます。
ということで、
今回は市販の冷凍食品の中でもよく食べる"冷凍餃子"について調査することにしました。
特に普段食べている餃子の大きさやレンジアップ後のボリューム感、食感などに違いがあるのか見てみたいと思います。
【調査対象】
○野菜の旨み味わう焼き餃子@ファミリーマート
5個入り、95g
○ジューシー焼き餃子@ローソン
5個入り、100g
○レンジで焼き餃子@セブンイレブン
5個入り、100g
○レンジで約3分餃子@マルエツ
10個入り、170g
【工程】
それぞれの餃子をレンジアップ(重量測定、外観・中身観察)
↓試食(感想を聴取)
【結果】
今回調査しました冷凍餃子はこちら。
図1.調査対象の冷凍餃子
購入場所:左からファミリーマート、ローソン、マルエツ(上段)、セブンイレブン(下段)
図2.調査対象の冷凍餃子(中身)
購入場所:左からファミリーマート、ローソン、マルエツ(上段)、セブンイレブン(下段)
パッと見てローソンの冷凍餃子が焼き目が濃く、他の冷凍餃子はそれよりも薄目の焼き目でした。大きさとしてはファミリーマート、ローソン、セブンイレブンのコンビニ餃子が、マルエツの冷凍餃子よりも大きめでした。
大きさについては一概にコンビニの冷凍餃子が大きいとは言えないと思いますが、パッケージの内容量からも今回調査するコンビニ餃子は1個約20g、マルエツの冷凍餃子は1個約17gかと思いますのでサイズ感にはものによって異なるかと思います。
では、冷凍時とレンジアップ後の重量(餃子5個分)からそれぞれの餃子の歩留まりを見てみたいと思います。
重量変化の結果はこちら。
表1.冷凍餃子の重量変化
購入元 | ファミリーマート | ローソン | セブンイレブン | マルエツ |
冷凍時 | 100.45 | 102.06 | 101.32 | 88.63 |
レンジアップ後 | 97.96 | 96.09 | 97.35 | 81.70 |
歩留まり率 | 97.5% | 94.2% | 96.1% | 92.2% |
1個あたりの重量 | 19.59 | 19.22 | 19.47 | 16.34 |
レンジアップ前後の重量の変化から、ファミリーマートにて購入した冷凍餃子がもっとも歩留まりが良く、約2.5%しか重量は変化していないことが分かりました。他の餃子についても歩留まり率はレンジアップ前後で90%以上保たれていました(変化率は10%未満)。
次にレンジアップ後の餃子の中身ついて観察してみたいと思います。
図3.レンジアップ後の冷凍餃子(断面)
購入場所:左からファミリーマート、ローソン、セブンイレブン、マルエツ
まず各冷凍餃子の断面から、ローソンとマルエツの餃子は中身が比較的詰まっているような印象を持ちました。
図4.レンジアップ後の冷凍餃子(中身の様子)
購入場所:左からファミリーマート、ローソン、セブンイレブン、マルエツ
各冷凍餃子の中身を観察したところ、ファミリーマートとマルエツの餃子は中身が形を保っておりまとまり感がある様子でした。一方でローソン、セブンイレブンの餃子の中身はホロっとほぐれるような感じでした。
当社社員5名にて試食してみた結果は以下の通りです。
○ファミリーマート
食感:野菜が多く感じた(シャキシャキ感がある)。柔らかめでほぐれる食感。
食味:さっぱりめの味。
皮 :モチモチしていた。
○ローソン
食感:柔らかめだが、プリッとした食感。
食味:香味が効いている。味付けは薄め。
皮 :モチっとしている。
○セブンイレブン
食感:ジューシーでほぐれる食感。柔らかめ。
食味:スパイス感が強い。風味が強い。
皮 :皮は薄め。中身の味が感じやすい。
○マルエツ
食感:弾力がある。肉感のある食感(肉餃子感がある)。
食味:バランスが良く食べやすい。
皮 :皮がモチっとしているが(厚さは)薄め。
食感も味や香りも各冷凍餃子で違いや特徴があったかと思います。野菜が多い系であったのはファミリーマート、スパイシーな感じで香ばしいのはローソン、セブンイレブン、肉感や弾力が良かったのはマルエツの冷凍餃子だったと感じています。共通していたのは皮は薄めでモチっとしているような印象でした。
社内では肉感が良いと感じる社員と、野菜がありスパイシーな感じの餃子が美味しいという社員がいて人気だったのはローソンとマルエツかなと思います。
【まとめ】
○市販の冷凍餃子の大きさ、サイズ感は約17g~20g(あまり大きな差はない)
○レンジアップ前後でのクッキングロスは約10%未満(クッキングロスが最も少ないのはファミリーマートの焼き餃子)
○食感、味香りは各冷凍餃子で特徴がある
冷凍餃子の食べ比べすると実はそれぞれ特徴がハッキリしていたなと思いました。レンジで3分程度暖めてすぐに食べられるのはどの餃子についても共通していて、パパっと食べられるのは非常に有難いですね。
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鶏肉・豚肉・牛肉やお魚・貝類など
健康食品・サプリメントや加工食品に配合可能な