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2020-06
血液型とコロナウイルス感染
こんにちは。
KT-11研究員です。
さて、COVID-19コロナウイルス感染にかんして、新たな知見が報告されました。
米カリフォルニア州を拠点とする個人向け遺伝子検査サービス会社「23アンドミー」は8日、血液型がO型の人は新型コロナウイルスに感染する「リスクが低い」との暫定的な研究結果を発表しました。
血液型を決定するABO遺伝子の差異が感染のしやすさに影響している可能性があるというものです。
同社の研究に参加した75万人以上のデータによると、O型の人は他の血液型の人に比べて、新型コロナへの感染率が9~18%低い。また、年齢や性別、民族のほか、基礎疾患の有無や肥満度などの違いを考慮しても同様の結果が出たという。一方、O型以外の血液型の間に統計的な差はなかった。
このように、O型ではCOVID-19コロナウイルスによる感染リスクが低いことが示唆されたわけです。
じつは、血液型の違いが、細菌やウイルスと宿主との相互作用に影響を及ぼすことはよく知られています。
当社の研究では、クリスパタス菌KT-11がもつタンパク質の一つが、血液型糖鎖に結合することで、これらを標的とするロタウイルスの感染を抑制することを明らかにしています。
KT-11がコロナウイルス感染を防ぐ日が来るかもしれませんね。
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