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2020-05
クリスパタス菌は花粉症を改善する
こんにちは。
KT-11研究員です。
久しぶりにラスイチとなったコンタクトレンズをオーダーするために大型ショッピングモールの眼科に行きました。人の多さに驚きです。
さて、クリスパタス菌KT-11が臨床試験によって花粉症を改善するという論文が発表されていることをご存じでしょうか。
論文が発表されたのは2016年。
応用薬理学会の学会誌に掲載されました。
→全文英文となっています。
これまではクリスパタス菌がお母さんから子供へと、出産の際に産道を介して経口的に伝播することで子供のアレルギー発症を未然に防ぐことは考えられていました。
しかし、クリスパタス菌は大人になると腸内から徐々に減っていくことが指摘されていました。クリスパタス菌が減ってしまうと、花粉症や免疫疾患の発症リスクが当然ながら増加してしまいます。
この論文では、花粉症になってしまった大人でも、クリスパタス菌を食べることで花粉症を改善できることを臨床試験で証明した、世界で初めての報告なのです。
臨床試験を行ったのは2013年の春のことでした。
花粉症に悩むボランティアに呼び掛けたところ、多くの方が臨床試験のために集まってくれました。ボランティアを2つのグループに分け、一方にはKT-11を含む錠剤を、もう一方にはKT-11を含まない錠剤を毎日食べてもらい、花粉症の症状を観察しました。
当時は、例年の8倍ほどの花粉飛散量の当たり年。試験は2月から開始され、4月まで続きましたが、KT-11を含まない錠剤を食べていたグループは花粉症の症状が悪化する一途。
ところが、KT-11を食べていたグループのボランティアたちは、明らかに花粉症の症状が例年よりも軽いといった声が出始めました。
4月の段階では、結果は明らか。
こうして、臨床試験でクリスパタス菌KT-11による花粉症の改善効果を見出し、論文として掲載されるに至ったのです。
臨床試験によってエビデンスがしっかりと証明されているクリスパタス菌。
そんなクリスパタス菌KT-11を配合した商品には「めはな乳酸菌」という商標(キティーの登録商標)を貸与しております。
街中やインターネットで見かけたら、ぜひ食べてみてくださいね。
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鶏肉・豚肉・牛肉やお魚・貝類など
健康食品・サプリメントや加工食品に配合可能な