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2020-05
お酒が消毒液の代わり!?
KT-11研究員です。
アベノマスクの配布が徐々に全国に広がっているようです。今更感満載という声も多方面から聞こえてきますが。、、
しかしながら、マスクや消毒液の不足は徐々に解消されているようですが、まだまだ医療の現場や地方では足りない状況が続いています。
そんな中、高濃度のアルコール酒が消毒液の代替品として認められたことをご存じですか?
5月から、国税庁は消毒液の不足状況を鑑みて、アルコール度数の高い酒を消毒用として出荷することを認めました。
しかも、消毒用に限定する場合は酒税を課さないとする臨時的な特例を設けることを発表しています。
まさに、異例中の異例だと思います。
酒税がかからないということは、1リットルあたり600~800円前後の酒税がかからないわけです。ま、もともと酒税が高すぎる気がしますが。
今回の措置で、消毒用に使えるとされているのは、アルコール度数が60~83度の酒となっています。酒税法では飲めるアルコールを「酒」と定義していますが、今回の特例では「飲用不可」などとラベルを貼って消毒用として売り出されれば課税の対象から外されるわけです。
特例の対象となる度数の蒸留酒であれば通常、1キロリットルあたりアルコール度数×1万円の酒税がかかり、メーカーはその分を上乗せして販売しています。国税庁は、安価に流通させることで消毒用アルコールの不足を解消させる狙いがあるようです。
これまでは、様々な法律の存在によって、理屈ではできることも容易に認められないこともたくさんありました。しかし、状況は大きく変わりました。
いろいろな業界が、知恵と力をあわせて、コロナウイルスに立ち向かわなければいけないのかもしれません。
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鶏肉・豚肉・牛肉やお魚・貝類など
健康食品・サプリメントや加工食品に配合可能な