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2022-09
もやしそば @小吉
9月8日(木):雨 @千葉
昨日1日で円安が更に進み、144円台になりました。24時間で4円もの円安が進む状態。
2022年の年明けは115円台だったよーーーな。
日本だけが金融緩和で金利を据え置き、海外では急激なインフレを抑えるために大幅な利上げを実施して、ドルを持っていると利息がたくさんつくが、円を持っていても利息がすくないので、円を売ってドルを買う動きが活発になって円の価値が下がる。これは、だれでも理解できる点。
では、この状況に対して当社への影響はどうなるのか?
輸入品は軒並み価格が上昇しているため、海外原料については値上げのお知らせが止まらない・・・
原油やガスの高騰で、製造経費が上昇・・・、などで利益減少。。
昨年と同じ数量を販売していたら、利益は自然に減ってしまい、活動費を絞らなければ同じ利益を稼ぎ出す事ができなくなってしまいます。それは、企業の成長にSTOPをかけてしまう・・・という悪循環。
であれば、販売数量を増やさなければいけませんが、当社の軟化剤は、特に輸入原料に使用されるケースが多いので、その輸入牛肉・豚肉・鶏肉の価格が高騰する事で、お客様は少しでも原料価格を抑えるために、当社製品を使用しなくなる、少しでも安い原料へ切り替えるなどの対策をとってしまう。
昨年までのビジネスモデルが通用しなくなってしまいました。
だからと言って、単純に値上げをすればよいかというと・・・なかなか悩ましい。
ただ、価格維持を目的に品位を下げてしまうのは、お客様が離れてしまうため長期的にみると良い解決策ではないので、品位を落さないだけでなく品位を上げて、それを少しでも価格に転嫁していく傾向が強くなっている感じを受けます。
当社も今以上に商品の品位を上げる、商品開発や技術革新に取り組む事が急務となっています。
ただ、当社のお客様も全く同じで自社の品位を上げるために当社の軟化剤・乳酸菌の品位を認めて頂き、検討して頂けている事も増えています。
日本は、高品質・低価格という神話が、現状の状況を作り上げました。
これからは、高品質・適正価格という事が普通になって欲しいと思います。
商品を一生懸命研究・開発している人たちが、自分か開発した商品、、、値札がすぐに〇〇%OFFや値下げされて販売されていたら悲しくなります。
お客様に良い商品や欲しいと思ってもらえる商品をこれからの提供し続ける事は必須。
これからは、その商品が価格だけで選ばれるのではなく、その中身がとても重要になってくるので他との差別化、とんがっている部分がとても重要になってきます。
当社もそのとんがった製品開発を常に目指していきます。
本日は、私の週末の行きつけ小吉さんの『もやしそば』をご紹介。
とろみがついたしょう油味のスープに炒めたシャキシャキのもやしが沢山のっているラーメン。
これで550円。このお店の醤油ラーメンは450円とまだデフレ・・・。
ここは、ずぅーーーっと値上げしていません。
ただ、唯一お酒だけは律50円の値上げで、まるで私たちをターゲットにされた感じ(笑)
地元で愛されてるお店の一つです。