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2021-05
通貨が刷新されます
こんにちは。
KT-11研究員です。
さて、2021年11月に500円玉のデザインが刷新されます。
大きな変更点は以下の通り。
1つはバイカラー・クラッドという技術が使われている点。
異なる種類の金属板をサンドイッチ状に挟み込んだ「クラッド」材と呼ばれる3層構造の円板を、別の金属から作ったドーナツ状の板にはめ込んで1枚の硬貨を造り上げる。完成品はバイカラー(2色)になる。
2つ目は現行の500円硬貨では縁に同一方向にギザギザが刻まれているが、この一部を異なる形状にする。
3つ目は裏面の端の部分に小さく「500YEN」「JAPAN」と刻印する。
バイカラーと聞くと、若干ゲーセンのコインを彷彿させますが、現行の500円玉は2代目なので、新500円玉は3代目となります。つい最近まで500円札があったような感じですが、500円玉のほうが利便性が高いように感じます。
さらに、2024年を目標に紙幣もリニューアルされます。
渋沢栄一を肖像に使った新1万円札や、津田梅子の新5千円札、北里柴三郎の新千円札が登場します。
渋沢栄一は現在放送中のNHKの大河ドラマの主人公であることは勿論ご存じでしょうが、北里柴三郎は細菌学者として知られ、公衆衛生の向上に努めた人物でも有名ですね。
新型コロナウイルスによる感染症が蔓延しているこの世の中だからこそ、北里先生の紙幣登場は意味のあることなのかもしれません。