05
2021-04
KT-11の論文が掲載されました
こんにちは。
KT-11研究員です。
4月となり、新学期、新年度がはじまったところが多いでしょう。
昨年も同じように、オンライン、リモートでの入社式や入学式が開催されていました。
1年経つと、リモートやオンライン開催も慣れてきた自分がいます。すっかり、春泥棒です。
さて、当社が発見したクリスパタス菌KT-11について論文が掲載されましたので、このブログを通して宣伝いたします。
論文のタイトルは、
Protein denature extracts of Lactobacillus crispatus KT‐11 strain promote interleukin 12p40 production via Toll‐like receptor 2 in J774.1 cell culture
クリスパタス菌KT-11株は、摂取することで、花粉症の症状を緩和したり、歯周病などの口腔内感染症を予防できることが明らかになっています。
これまでに、KT-11は免疫細胞上のトール様受容体2やNOD1/2受容体に結合することで、このような効果を導くことが考察されてきました。
今回の論文では、クリスパタス菌KT-11の菌体表面を覆っているタンパク質が、上記の効果において重要な成分であることを示す世界で初めての発見となりました。