29
2020-05
酵素の活用 その2
さて、前回のその1からの続きです。
まず最初に始めたのが、まったく酵素についてシロートだった為、メーカーさんと酵素の勉強会からスタート。
工場に出向き、工場の見学と座学。そして会社に戻っての論文などの基礎知識を頭に詰め込み、分かった事は、酵素は人と一緒でいろいろなタイプがいて、そして相性もあり、相性が悪ければまったく機能しないし、相性が良ければ調子づいて必要以上に力を発揮する。
とても扱いづらいという点。でも逆に程よい、丁度良い相手を見つけてあげるとこちらの思った通りに働いてくれる。なのでその相手をまずは見つけてあげる事。
また、当社の保水技術で肉の中まで酵素を運んであげる事で、肉の表面から働くのではなく、肉の中に入って初めて働く仕組みを作れればまったく今までとは違った柔らかいお肉が出来るのではと想像して、開発に着手。
いろいろな酵素の中からまず、大人しめな酵素を選ぶ事、その後、その酵素と仲の良い友達(素材)を探す、気の遠い作業をメーカーさんと一緒にやって2年間。やっとの思いで出会えました。
人と一緒で、出会いはひょんなところで見つかりますね。
研究や開発は地道な努力があって、偶然を引き寄せますね。
いろいろな壁にぶつかりながらようやく商品化。
それが『やわらか職人』です。https://www.kitii.co.jp/food/lineup/yawarakasyokunin/
販売当初は、やはり酵素のイメージが悪く、なかなか売れず。作っては廃棄する連続でしたが、営業がこれまた地道に紹介してくれたおかけで、発売して5年後にやっと花が咲きました。
何度もやめよう、また原料が供給できなくなるなどの問題がたくさんありましたが、一緒に手掛けてくれた方が、その問題を身を張って助けて頂いた時もありました。
酵素は検討すればする程、更に違った顔を見せてくれるので、今では開発にはなくてはならない存在で、現在は、やわらかくするだけでなく、弾力感もつける酵素も加えて、幅を広げています。
当社の酵素商品は、酵素の頑固さとキッチリとした職人気質な仕事ぶりから、商品名に全て職人をつけています。まだまだ、用途の広がりは無限に感じます。
日本橋界隈も人が戻ってきました。
ランチも列ができるお店もチラホラ。活気が戻ってきました。
会社近所の長崎ちゃんぽんラーメンの紹介。
ちゃんぽん由丸 https://tabelog.com/tokyo/A1302/A130202/13023472/
ランチは、同じ値段で希望すれば野菜増し、半ライス付き。
今回は野菜増しでライスは遠慮しました。
野菜はシャキシャキ、スープはトンコツベースでさっぱりといただけます。
麺はモチモチした太麺で食べ応えあり。野菜が多くてとてもヘルシーさを感じます。でも実際は塩分高めのラーメンです。
自分に野菜をいっぱい取っているから大丈夫と言い訳しながら美味しく頂きました。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
鶏肉・豚肉・牛肉やお魚・貝類など
健康食品・サプリメントや加工食品に配合可能な