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2021-04
ビールが熱い
こんにちは。
KT-11研究員です。
今、ビールが熱いです。
まずは、これ。
アサヒのジョッキ缶
巷では品薄で購入できない状態が続いているらしいです。
特徴は、広い飲み口。缶詰のように缶の蓋を開けると、直ちに泡が立ち上がる。
きめの細かい泡立ちは、まるで生ビールのジョッキのように。
どうやら、中身はアサヒのスーパードライと同じらしい。
じゃあ、何が違うのかというと、実は缶の構造。
缶の内側に目には見えない小さな凹凸が施されており、泡の発生を促しているとのこと。
開発に4年という期間がかかったようです。そうですよね。情熱と信念が無ければ挫折しそうです。。。
弊社も見習わなければ。
個人的にすごいと感じたところは、飲み口に鋭利さがないところ。
通常、缶詰のようにプルトップを立ち上げると切り口が鋭利になりがち。
しかし、ジョッキ缶は指先で触っても、全く鋭利さはなく切れる心配も無し。
切り口が鋭利にならないように工夫がされているみたいですね。
ものすごいイノベーションが詰まったビール開発。
見習いたいですね。
次いで、同じくアサヒの0.5%アルコール飲料。
アサヒビールは、生活スタイルの多様化に伴い、お酒の新たな飲み方を提案。今年の3月にアルコール度数0.5%のビールテイスト飲料の新商品を発売しました。その名もビアリー
度数1%未満を「微アルコール」と定義し、商品を投入していく。2025年までに度数3.5%以下の商品構成比を、19年の3倍強となる20%に引き上げるようです。
強気ですね。
アルコール0.5%は、法律上はお酒ではなく、清涼飲料水になります。
なので、ビールとノンアルコールビールの中間層を狙ったビールテイスト飲料となります。
お酒に弱い方は、酔いたくてもビールが強すぎるといった意見が多かったようです。
ノンアルコールビールが発売されたころは、現在のような0%アルコール飲料ではなく、微量のアルコールが含まれていました。
したがって、今回のビアリーは当時のノンアルコールビールの改良版といったところでしょうか。
しかし、この手の微アルコール飲料が売れてしまうと、酒税の対象となってしまい、値上がりしたり、取り締まりの対象となりかねないと懸念しています。
今後、どんなビール関連飲料が登場するか、たのしみですね。