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2022-02
2月3日
本日は、立春の節分。
私が子供のころは、家じゅうに『鬼は外、福は内』って大きな声で豆をまいていました。
必ず、父が仕事から帰ってから実施するのが当たり前のようになっていて、いつも帰宅が遅い父がその日は必ず早めに帰って来たのを記憶の片隅に覚えています。
家中に巻いた豆をとその年齢の数だけ拾って食べるのも楽しみでした。
今は、豆をまくのではなく、太巻きを食べる事に変わりました。
節分で太巻きを食べる風習は、関西地区が主流だったと聞きます。
太巻きを鬼の金棒に見立てて、その年の福を呼ぶ方角に向いて1本の無口で食べ続ける。
私もこの習わしを知ったのは、前職で持ち帰りの寿司チェーン店に入社して初めて知りました。
30年近く前は、関東ではあまり知られていなかったですが、たぶん、スーパーが実施しはじめ、コンビニが実施し始めたのが認知を高める大きなきっかけだったのでは・・・
30年前はシンプルな太巻きしかありませんでしたが、今では海鮮巻、穴子巻、ロールケーキなど多種にわたり華やかになりました。
嘘か本当か??もともとは海苔屋さんがもっと海苔を普及させたいという海苔業界が盛り上げたのが始まりだとか・・・・。
2月4日以降は太巻きの廃棄の問題でニュースになりますが、今年はサスティナブルな行動指針でフードロスが厳格になっているので、大きな問題にはならないかも知れません。
2月はバレンタインデーなどなど、食べ物関係のイベントがたくさんです。
我が家も本日は太巻きです。
近くのスーパーベルクで購入しましたが、18時にはほとんどが売り切れでした。
以前だったら、まだまだ売れ残りで山盛りだたのに・・・・、これもフードロスへの配慮だと思いました。
左からヒレカツ太巻き、海鮮巻太巻き、穴子厚焼き玉子太巻き。。普通の太巻きは売り切れでした。
そして、私が働いていたお寿司も最近ベルクで販売しており、懐かしくて購入。
うず潮太巻き・・・、12種類の具材をうず潮のように巻いていきます。
全形と言われる海苔2枚を使用して巻いていく太巻きです。
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30年前とは、若干具材が変っていますが、懐かしい味がしました。
入社してすぐに太巻きを研修で覚え、そして最後にこのうず潮薪を覚えていきます。
均等に巻いていくのが、なかなかうまく行かず、自分で蒔いたものは、責任もって食べる・・・。
当時は、嫌いになるほど食べましたが、今はそれも懐かしい思い出です。