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2022-06
6月23日:晴れ @東京
昨日は、ホームセンターのカインズ(CAINZ)社長の講演を聞いてきました。
カインズは最近、東急ハンズを買収した事でも有名。群馬県のベイシアグループが母体でグループ会社にスーパーのベイシアやコンビニのセーブオン、作業着のワークマンなどを有する企業の一員。
カインズの高家社長は、プロの経営者としてミスミグループの社長を歴任するなどの経験を持っています。
セミナーのお題は企業改革についてで、健康な時ほど改革を実施しないと手遅れになる。
以前、最高益を出している企業が早期退職などリストラを実施するニュースをよく耳にしました。
お金が稼げなくなってからリストラするのはすでに遅く、企業が元気な時こそ常に次の一手を考えていく事が大事な事だと思いました。
特に印象に残ったのが、私が思っていた順番と真逆だったこと。
企業は、会社の理念があり、そこから派生する中期・短期の事業計画、そしてそれを実行する組織を作る・・・そんな順番でした。
それが逆に組織力(能力)を考えそして整える、そこから市場や戦略を立案、その後に企業理念を共有できるものにするという事。
組織って、なかなか思ったように動かず、悩ましく、悶々とすることが多くあります。
計画を達成する為に人員を配置しなおし、組織を組換え、業務役割、業務分掌を作り環境を整備して、いざ動かそうとするとギシギシと歪があちこちらかでて来る・・・。
逆に考えるとスムーズに動ける組織を作ってから、計画を作ると意外と・・・・と感じました。
人間、どうしても形から入ってしまう事が多い、そのための決めごとも多く作り、役割ないと動くとすら出来ない。
自ら考え、行動できる組織を作り出す事が重要で、計画を先に作っても絵にかいた餅になるのは、結局、人との関係や思いが、モチベーションが組織を動かす動力となるので、ここが一番重要なのだと。
動かない組織で進めても計画はいつまでたっても達成できないのもうなずけます。
毎日が修行です。。。
当社のテストキッチンで当社のパンの名手が食パンつくりを実施しました。
焼きたてはモチモチしていて、お店で売っているのとそん色ない。
当社には、パンを改良する素材を持っていませんが、いろいろと試してみるのも良いですね。
研究や開発は、緻密で裏付けるデーターなど必要になり、行きつくところは科学(化学)になってしまいますが、単純に食べて美味しいと思える事が一番大切なのかも。