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2020-12
脳とウイルス
こんにちは。
KT-11研究員です。
今年の国内インフルエンザ患者数は、昨年の1/100程度だそうです。市販の風邪薬も売上も激減とのこと。
ヒトとの接触機会の激減や感染症対策意識の向上によるものだと推察されますが、多くのヒトの行動でここまで減るものなんだと感慨深く思ってしまいます。
ウイルスは宿主が無くては自己コピーができず、株によっては数時間から数日で不活化してしまいます。
ウイルスにとって宿主である人間が容易に感染を回避しようとするならば、ウイルスにとっても死活問題なのかもしれません。
今年の人間によるウイルス感染症に対する対策・意識向上は、ウイルス界の共存性や多様性(ウイルスは生き物ではないのでこの言い方が正しいのかはわかりませんが・・)に大きな影響を及ぼしそうです。
ちなみに、私は風邪をひいても公衆でマスクをしない人間は、ウイルスによって精神を支配されているためだと仮説を立てています。もちろん、モラル意識に問題があるケースもありますが。
ウイルスにとっては、自己複製をできる機会を増やすためには、都合の良い宿主を増やすことがもっとも効率的ですから。
近年では、東京慈恵会医科大学の近藤先生らは、脳の中に潜むヘルペスウイルスがうつ病と関係することを発見し、過労とうつ病との関係を明らかにしつつあります。ウイルス感染が宿主の思考に何らかの影響を及ぼすことは十分検討の余地がありそうです。
ウイルスと宿主の思考や精神との関係性。
今後、ホットな学問になるのではないでしょうか。
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