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2024-06
牛なべ @ソウル市(龍山)
6月20日(木):はれ @東京
6月ですが30℃近い日が続いており、梅雨にもなかなか入らず、今年も猛暑予想。
昨年の猛暑と水不足の影響でお米が平年にくらべて2割ほど高い価格で取引がされており、輸入米の検討をし始めている企業も出ているとか。
海外のインバウンド需要で外食産業でお米の需要が高まっている事もお米の価格が値上がっている要因の一つとして挙げられていますが、根本は気候変動で美味しいお米が出来づらくなっている点。
今年の新米は、米粒が平年より小さく、炊きあがりで水をあまり含まないので炊きあがり後の歩留まりも上がらず、苦労をしていると聞きます。
今年も水不足と猛暑が続くと、来年の農作物に大きな影響が出てしまう可能性もあり、世界レベルでの温暖化と気候変動は、深刻な問題ですしすぐには改善できない事かも知れませんが、小さな継続を続けていく事が大切だと感じています。
(アメリカでも干ばつや大規模な山火事で大きな被害が出ているニュースもありました。)
そんなお米の問題がある中で、廃棄されている炊きあがりのお米も多いため、お米をおいしく長く食べられるようにと、お米への食味改良を開発して7月から本格的に販売をスタートさせます。
商品名は『ふっくらそのままマイスター』
名前のとおり、炊きあがり後のふっくらした状態を長く維持する為の製品です。
お米をおいしくする製剤は昔からいろいろな企業が商品として出していますので、当社としては後発となります。
お米に対しての日本人のこだわりは、強く。どんなにおかずが美味しくてもお米が美味しくないと、がっかりしていまいます。
コロナ禍で中食と言われるお弁当の市場は大きく広がりました。
当然ながらお弁当は、炊きあがりから時間がたったご飯となってしまうため、ご飯の品位が下がってしまいます。その品質を維持して、炊きたてのような美味しいご飯を食べて頂きたいという思いを今回の製品に詰め込んでいます。
今後、展示会などでも紹介をさせて頂きますので、新たな市場への挑戦も含め、前に進んでいきます。
さて、韓国で食べた料理の紹介となります。
ソウル駅から地下鉄で2つ先の龍山という駅にある牛なべのお店。
お店の名前は・・・・ごめんない不明ですが、写真を載せます。
薄く切った牛肉とセリで頂くなべです。
セリに十分火が通ったら、コチュジャンと一緒に食べます。
さっぱりとした鍋で、スープの出汁も美味しく、いくらでも食べ続ける事が出来ます。
そしてこちらのお店は、ユッケ、ユッケビビンバも有名との事で、一緒に頂きました。
ユッケは、かじめ海苔で巻いて食べますが、このかじめ海苔も風味があってとても美味しい。
ビビンバは、セリで覆われたご飯と牛肉、ごま油を混ぜて、絶妙なバランスでした。
韓国は辛くない料理も多いので、いろいろな食事を楽しむ事が出来ます。
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2024-06
野菜味噌ラーメン @8番らーめん
6月18日(火):あめ @金沢
昨日の午後から金沢に入り、朝の新幹線で群馬の高崎へ向かっております。
※金沢駅前にて
金沢は海外からの観光客も多く新幹線もほぼ満席で東京から金沢へ向かう外人さんも多く、今年の震災からの観光客減は、市内においてはほとんど感じられません。
ただ、能登の方に関してはまだまだ手付かずのところも多いと聞きますので、早い復興を祈っております。
市場の移り変わりが激しい世の中で、商売も一生ではないと感じる事が多々あります。
携帯電話の普及で、固定電話や公衆電話がなくなる。そしてこの携帯の進化でデジカメが衰退、オンデマンドの普及でツタヤなどのレンタルビデオ店も衰退、大規模スーパーの出店で小売業の象徴であった商店街の衰退、さらにユニクロやネット通販の普及でこの大規模スーパーの衰退などなど、永続的に商売が続けられる保証がまったくなくなってきています。
私達の商売もお肉をやわらかくする調味料や健康食品の素材である乳酸菌やビフィズス菌は、食と言う文化が存在している以上はなくならないだろう・・・と思っているととても危険です。
もし、世界の人口増で食べられるお肉がなくなったら?とか、技術の進化で育成の段階(例えば餌や品種改良)でお肉をやわらかくする技術が進化して、すべてのお肉がやわらくなったらとか。
自分たちの競合は、同業者でなくまったく違った分野の技術進化なのかもと。
なので、常に新しい市場を見据えた開発やアイディアがとても重要になってきます。
紅麹の問題で小林製薬のCMが現状流れていませんが、『あった良いな』という発想がとても大切。
今回、金沢の短い滞在でもいろいろな発見を求めて、散策をしました。
都内と地方では求める物が違いますが、地方ならではの仕組みや商品は、とても良い勉強になります。
商売は一生ではない、、、でもその商売を発展(大きく)させ一生根付かせたい。私は欲張りです。
さて、金沢で一度は食べてみたいと思っていた8番らーめん
閉店間際の金沢構内のお店に駆け込みました。
金沢では有名なラーメン店でソウルフードになるのでしょうか?関東は見かけないのですが、良く聞くお店で気になっておりました。
今回は、野菜味噌ラーメンを頂きました。
ど真ん中には、8番らーめん象徴の8番なるとの素材感が強い。
味付けは、シンプルな味噌スープ(ちょっと濃いめ)で特にこれと言った特徴はない。
でも、頻繁に食べても飽きない味かもと思いました。
これが金沢で一番愛されるラーメンチェーンで、それがブランドですね。
地域に愛され、根付かせる企業努力はすごいですね。(当社も見習わないと・・・)
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2024-06
水冷麺 @高陽(コヤン)市
6月17日(月):はれ @東京
1週間ぶりの事務所の出勤ですが、昼過ぎの新幹線で金沢へ行く事になっているので、ちょっとバタバタとした週明けとなっております。
関東はなかなか梅雨入りせず、今年は昨年と同様猛暑予報になっているので、水不足が心配です。
昨年の猛暑で特に北陸地域のお米への影響も甚大で、今年のお米の価格は上昇傾向となっており、海苔も不作で例年の倍以上の価格設定になっているとか。
お寿司業界(特に海苔巻きを中心として販売をしている業界)は、ダブルの値上げで厳しい状況となっていると思われ、依然として食品は値上げが続いてしまうのかも知れません。
さて、先週、日銀が国債の買い入れ減額を発表しました。
それによる影響って?という人も多かったのでないでしょうか?(円安対策とかいろいろと言われていますが)
日銀は、金融機関が保有している国債を常に一定額を買い入れて、資金を市場に供給をしています。
(この基準云々は、長文になってしまうのでググってみてください。)
国債を常に国が購入していれば、国債の価格は安定から上昇し、金利が下がっていきます。逆に・・・
国債は価格(価値)が下がると金利が上昇していきます。つまり国債の買い入れを減額する事で市場の国債需給が緩んで、国債の価格が下がり、金利が上昇、アメリカとの金利格差が狭まり、円安を少しでも円高へと移行させたい・・・そんな思惑があるのではとも言われていました。
先日、ゼロ金利を解除しましたが、以前円安の傾向は変わらず、今回国債の減額方針を打ち出し、円安に歯止めをかけたかったが、結果は変わらず逆に円安が進んでしまいました。
明確な方針を示さなかったのが原因とも書かれていましたが、日本の対応は後手後手になってしまっているので、厳しい状況は変わらずですね。
先週の韓国でもウォンに対しての円安は強まっており、空港で換金したらコロナ前は10近くあったのが、今回は8.15と円の価値が2割近く減少していました。
海外への渡航はますます厳しい状況になっているので、まずは、この円安に対して歯止めをかけて欲しいと願うばかりです。
さて、当面韓国で食べた料理の紹介となりそうです。
展示会場近くの冷麺屋さんで、韓国でも有名な美味しい冷麺のチェーン店だそうです。
昼時を過ぎた14時ぐらいでしたが、店の外では待っている組みが8組ほどあり、評判どおり繁盛していました。
席について、やかんに入った飲み物は、お茶かと思いきや、牛骨を煮込んだ出汁スープで、あっさりとしており、何杯でも飲めてしまう。
冷麺が来るまで、シンプルなジャガイモのチジミを頂きました。
ホクホクとして美味しいチジミです。
冷麺は、水冷麺とビビン冷麺の2種類あり、私は水冷麺を頂きました。
スープは、最初に飲んだやかんに入っていた牛骨スープが更に洗練とされて、かき氷のように凍ったものと一緒でキリっと冷えた冷麺。
さっぱりとした、とても美味しい冷麺でした。