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研究成果 ビフィスリム菌®KMH001

消費者ニーズにお応えするため、積極的に天然の機能性素材の探索や機能解明を行い、
お客様とともに新しい市場創出を目指していきます。

学術・論文報告

コレステロールの腸管管腔への排出遺伝子発現量

腸管細胞を使用した試験にて、コレステロールの腸管管腔への排出に関与する遺伝子である
ABCG5・ABCG8の発現量が、菌株添加濃度に依存的に増加することが明らかとなりました。

ABCG5・ABCG8の発現量

細胞のコレステロール取り込み量の解析

腸管細胞を使用した試験にて、コレステロールを多量に蓄積する細胞の割合を調査したところ
KMH001 株を添加した細胞ではコレステロールを蓄積する細胞の割合が減少することが明らかになりました。

コレステロール蓄積率

フローサイトメトリーを使用し、蛍光コレステロールを蓄積した細胞の蛍光強度を測定
FITC‐A > 10^4の細胞の割合を表記

KMH001株はコレステロールを吸収する腸管細胞に対し、吸収後の排出作用を高めることで 、
最終的な取り込み量を抑制する機能を有する可能性が示唆されました。

コレステロール吸収抑制効果

日本畜産学会第130回大会 西野ら
Bifidobacterium longum KMH001株のヒト腸管上皮細胞におけるコレステロール吸収抑制効果